解体のミカタ

解体業者選びで失敗しない!悪徳業者の見分け方とトラブル回避術

解体業者を選ぶとき、「悪徳業者に当たったらどうしよう」と心配になる方もいるでしょう。よくあるトラブルのパターンと、契約前に確認すべきポイントを知っておけば、失敗を防ぎやすくなります。この記事では、トラブルの例と「マニフェスト」の基礎、契約前チェックリストをまとめます。

よくあるトラブル3つ

追加請求が後から多発する

見積もり時は「一式でこの金額」と言われたのに、工事が進むにつれて「残置物が想定より多かった」「アスベストが出た」などと追加請求が続くケースがあります。契約書に「一式」とだけ書いてあり、何が含まれるか曖昧だと、後から言い分が変わることがあります。

不法投棄・不適正処理

廃棄物は法律に基づき、許可を持った業者が適切なルートで処分する必要があります。安い見積もりに惹かれて依頼したら、産廃を不法投棄された、という事例も過去にあります。安さだけで選ばず、許可番号やマニフェスト(後述)で「きちんと運搬・処分する業者か」を確認することが大切です。

近隣への配慮不足でクレームに発展

騒音・粉塵・振動などで近隣から苦情が出ると、工事が止まったり、施主が謝罪や対応に追われたりすることがあります。近隣挨拶や防塵・防音の説明をしてくれる業者かどうかも、選ぶときのポイントです。

「マニフェスト」とは何か?

マニフェスト(産業廃棄物管理票)は、廃棄物を「誰が・どこから・どこへ・どのように」運び、最終的にどう処分したかを記録する制度です。解体で出る廃材は産業廃棄物に該当することが多く、法律に基づきマニフェストの交付・返却が義務づけられています。

業者がマニフェストを適切に運用しているかどうかは、廃棄物をきちんとルートで処理しているかの目安になります。「マニフェストは発行しますか?」「完了後、写しをもらえますか?」と確認し、説明が曖昧な場合は注意した方がよいでしょう。

契約前に必ず確認したいチェックリスト

確認項目ポイント
許可・登録建設業の許可番号(一般・特定)または登録番号を確認。自治体のサイトで照合できると安心です。
見積もりの範囲残置物・足場・アスベスト調査・処分費が含まれるか。含まれない場合の単価も書面で確認。
追加費用の条件どのような場合に追加請求があるか、契約書に明記されているか。
マニフェスト発行するか、完了後に写しを交付してもらえるか。
近隣挨拶業者が近隣挨拶を行うか、施主が行うか。費用負担の有無。
損害賠償・保険近隣への損害や事故に備えた保険の有無。

口頭だけでなく、「この内容で契約します」と書面(契約書・見積書)に残すことがトラブル防止の基本です。

まとめ

解体では、追加請求・不法投棄・近隣クレームといったトラブルが起こり得ます。マニフェストは廃棄物が適正に処理されるための仕組みなので、業者選びの際に「マニフェストを発行・返却するか」を確認しましょう。許可番号の確認と、契約前チェックリストをひと通り押さえておけば、悪徳業者や手抜き業者を避けやすくなります。不安なときは、複数社から見積もりを取り、内容と対応を比較してから決めることをおすすめします。

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